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秋田県

秋田県は、北は青森、東は岩手、南は山形と宮城に接し、東北地方の日本海側に位置する県である。平均高度は315m、最高地点は鳥海山中腹の標高約1,775m地点である。

気候の特徴としては典型的な日本海型気候であり、冬は北西の季節風が強く内陸部に入るほど降雪量は多くなる。一方、夏は奥羽山脈により偏東風(やませ)に悩まされることはあまりなく、梅雨期でも比較的晴天に恵まれる。年間の平均気温は12.0℃と全国で6番目に低く、梅雨期の日照時間は太平洋側と比べて長いものの年間日照時間は全国で最も短い1,647時間で、年間降雨量は全国19位の1,738mmである。

県庁所在地は秋田市。
人口は約99万人で、うち25歳以上のサイクリング人口は35,000人と、25歳以上人口100人あたりの数は全国38位である。

1.秋田県出身の選手

秋田県に競輪場はないが、自転車競技のプロ選手は非常に有名である。1964年東京オリンピック日本代表の競輪選手「山藤浩三」1984年ロサンゼルスオリンピック代表選手のロードレーサー「高橋松吉」、2006年の賞金王で大仙市出身の競輪選手「有坂直樹」などがいる。

2.秋田県出身の自転車道・サイクリングコース

秋田県における大規模サイクリングロードは「秋田県三大サイクリングロード」と呼ばれており、秋田市雄和黒瀬~秋田市仁別字務沢の全長35.4kmの「仁別サイクリングロード」、秋田市四ツ小屋字上野~秋田市雄和椿川字方福の全長27.4kmの「秋田中央公園自転車道(別名「雄物川サイクリングロード」とも)」、秋田市山王~男鹿市船川港船川栄町の全長38.6kmの「秋田男鹿自転車道」がある。

また、その他、川口温泉「奥羽山荘」で自転車を無料でレンタルできる大仙市の「自転車道トパーズロード」、日本最大規模にして美しい松林から「風の松原」と呼ばれるようになった能代市の「風の松原サイクリングコース」、日本海を一望しながら子供とも一緒に走れるにかほ市の「仁賀保高原サイクリングターミナル」なども人気のサイクリングコースである。

3.秋田県の自転車イベント

160kmを8時間以内に走るセンチュリーライドは、秋田県では一つ開催されている。秋田県サイクリング協会が主催する「秋田県センチュリーラン大会(行ってくーるど田沢湖)」である。秋田を代表する角館や田沢湖を含み、ある程度のアップダウンはあるものの比較的走りやすいコースである。

その他、秋田県で開催されるイベントは、仙北郡美郷町にて「美郷ラベンダーカップ」、秋田男鹿半島で誕生したロングライドイベント「GREAT EARTH 秋田男鹿なまはげライド」、鳥海山エリアの特産品が楽しめる総延長120kmの「鳥海山グルッと一周MTBサイクリング」、日本トップクラスで平均斜度7.5%の「鳥海山ブル-ラインヒルクライムfrom日本海」などがある。

4.秋田県のヒルクライム

秋田県には挑戦すべきヒルクライムが5つある。

秋田経由の十和田湖(十和田市・平川市・秋田県鹿角郡小坂町)、青森経由の十和田湖(十和田市・平川市・秋田県鹿角郡小坂町)、宮城経由の鬼首峠(大崎市・秋田県湯沢市)、秋田経由の鬼首峠(大崎市・秋田県湯沢市)、鳥海ヒルクライム(由利本荘市)である。

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