香川県は、北は瀬戸内海を隔てて兵庫・岡山・広島に対し、南は讃岐山脈を境に徳島・愛媛に接する四国地方北東部に位置する県である。平均高度は福岡と同じ162m、最高地点は香川県と徳島県の県境に位置する竜王山1060mである。

気候の特徴は、晴天の日が多く雨量が少ない瀬戸内海式気候であり、積雪は年に1~2回程度で大雪は少ないが、夏は瀬戸内海の凪や四国山地越えのフェーン現象などの影響により猛暑日や熱帯夜になる日が少なくない。年間平均気温は徳島・愛媛と同じく全国14位の16.4℃で、年間日照時間は全国22位の1,976時間、年間降雨量は全国で6番目に少ない1,229mmである。

県庁所在地は高松市。
人口は約96万人で、うち25歳以上のサイクリング人口は 40,000人であり、25歳以上人口100人あたりの数は全国28位である。

1.香川県の競輪場

山口県には競輪場が1つある。高松市にある高松競輪場である。販売サービスはチャリロトで、電話投票の競輪場コードは71#。マスコットキャラクターはチーターの「チータカ」。場内には手打ちの讃岐うどんを出すお店がある。

400mバンクを採用しており、かつて333mのバンクを改修した名残でカントがきついのが特徴である。

以前は観音寺市に観音寺競輪場があったが、2012年3月7日に開催廃止となり、そこで行われていた「吉田実杯」は2013年より高松競輪場にて開催されている。

2.香川県出身の選手

香川県出身の自転車競技選手には、ロードレースにてアトランタオリンピック出場を果たした真鍋和幸や住田修がいる。

また、競輪選手としては、三豊市出身の大西祐、土庄町出身の児玉広志、高松市出身の竹井史香、他、松川周次郎、松川光子、山地正などがいる。

3.香川県の自転車道・サイクリングコース

香川県における大規模サイクリングロードは、高松市塩江町～高松市番町を結ぶ27km「香東川自転車道（別称・塩江香川高松自転車道）」、高松市～丸亀市土器町を結ぶ38.5km「綾川自転車道（香川坂出丸亀自転車道）」、丸亀市土器町～観音寺市観音寺町を結ぶ37.2km「土器川自転車道（別称・丸亀琴平観音寺自転車道）」などがある。

4.香川県の自転車イベント

香川県ではロードバイクのイベントがいくつか開催されている。

香川県三豊市山本町の香川用水調整池宝山湖および周辺道路特設コースを走る「みとよサイクルロード宝山湖」、うどんエイドも設置されている「さぬきセンチュリーライド」、東讃地方の瀬戸内海沿岸や里山の景色が堪能できるツーリングイベント「ツール・ド・103」などがある。