徳島県は、香川・愛媛・高知に接する四国地方東部に位置する県である。平均高度は441m、最高地点は徳島県の最高峰であり日本百名山の一つ剣山1,955mである。

徳島県は、香川・愛媛・高知に接する四国地方東部に位置する県である。平均高度は441m、最高地点は徳島県の最高峰であり日本百名山の一つ剣山1,955mである。

気候の特徴は、徳島平野以北は瀬戸内海式気候、四国山地以南は太平洋側気候に属するも、全県で夏季と秋季は多雨、冬季は降水量および降雪量は少ない。年間平均気温は香川・愛媛と同じく全国14位の16.4℃で、年間日照時間は全国15位の2,098時間、年間降雨量は全国7位の2,534mmである。

県庁所在地は徳島市。
人口は約73万人で、うち25歳以上のサイクリング人口は32,000人であり、25歳以上人口100人あたりの数は全国26位である。

1.徳島県の競輪場

徳島県には競輪場が1つある。小松島市横須町にある小松島競輪場である。

小松島競輪場は、施設所有および主催は小松島市で、競技実施はJKA西日本地区本部中国四国支部。電話投票の競輪場コードは73#。マスコットキャラクターは阿波狸合戦の「金長たぬき」をモチーフとした「ポンスター」で、それにちなみ「ポンスターカップ」および「金長たぬき杯争奪戦」が開催されています。また、GI4回制覇を果たした笹田伸二を称え、S級シリーズ「笹田伸二杯争覇戦」が開催されている。

2.徳島県出身の選手

徳島出身の競輪選手には、GIを4回制覇して、「すっぽん」の異名をとった笹田伸二がいる。彼は那賀郡那賀町出身である。

また、現役当時は「重戦車」や「ダンプカー」、あるいは「富さん」の愛称で親しまれ、日本自転車競技連盟会長と日本競輪選手会理事長を歴任した富原忠夫は徳島市出身である。

他にも、双子の室井竜二・健一や小川圭二、徳島市出身の小倉竜二、阿南市出身の阿竹智史や原田研太朗などがいる。

3.徳島県の自転車道・サイクリングコース

徳島県における大規模サイクリングロードは、鳴門市撫養町～徳島市川内町を結ぶ38.3kmの「鳴門徳島自転車道」、阿南市見能林町～徳島市論田町を結ぶ18.3kmの「阿南徳島自転車道」などがある。

他にも、徳島市ロープウェイ前〜八万丈道を走る15km「眉山山ろく周辺サイクリングコース」、徳島駅～小松海岸を走る15km「小松海岸周辺サイクリングコース」、徳島駅～中津峰登山口 を巡る30km「丈六寺・中津峰周辺サイクリングコース」も人気があるサイクリングコースである。

4.徳島県の自転車イベント

徳島県ではロードバイクのイベントがいくつか開催されている。

160km最大標高差185mで制限時間9.5時間）の「四国の右下・ロードライド」、阿南市と那賀町の”うまいもん”のおもてなしが嬉しい「那賀川流域センチュリーラン」、剣山チャレンジコースなら距離135km獲得標高2179mの「ツール・ド・にし阿波」などがある。